平成19年度学校保健統計速報
 

喘息羅漢率過去最高
   
 

文部科学省の19年度学校保健統計速報によると、学校保健法に基づく健康診断による、ぜん息罹患率は(ぜん息罹患率は昭和42年より統計を取りはじめる)、幼稚園2.23%(前年比0.13ポイント減)、小学校3.91%(前年比 0.17ポイント増)、中学校3.08%(前年比0.13ポイント増)、高校1.8%(前年比0.09%増)となり、幼稚園を除き過去最高を更新しました。
   (文部科学省ホームページ参照  <http://www.mext.go.jp/>  )
ぜん息の原因物質の一因と考えられている「ダニ・ダニアレルゲン」の測定は、平成16年より「学校環境衛生の基準」にも新たな測定項目として登場いたしま した。
日本学校薬剤師会「健康・学校環境衛生委員会」においても、全国学校薬剤師会及び薬剤師会の協力の下、データ集積を行いその測定の重要性を指摘されてきました。
上記データも発表されていますので、「ダニ・ダニアレルゲン」の測定並びに保健室の寝具等の清掃に対する啓発を是非お願いいたしたい。